本屋の神様

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ピアノ・レッスン

自営業をしていると、基本は一人おうち仕事なので、空間にアクセントをつけるBGMは必須です。(おしゃべりして気分を変えられたらいいんですけどね。)

BGMの条件としては、耳馴染みが良いこと、主張しすぎないこと、適度に空間のメリハリをつけてくれること。

そう思うと、映画音楽や舞台音楽に結構アタリがある気がします。

 

今日のBGMは、「ピアノ・レッスン(ピアノ・レッスン オリジナル・サウンドトラック)」。

これと、先日紹介していたmusic & meヘビーローテーション

 

マイケル・ナイマン作曲の映画サウンドトラックCDです。

映画自体()は、1850年代にスコットランドからニュージーランドに嫁いだ言葉を発しない女性の物語で、ピアノのみが彼女の「感情の生命線」という設定。静かで情熱的、漂うエロティックな雰囲気、この時代のクラシックな舞台設定が何ともいえません。

全体を通して微熱をはらんだような緊張感。初めて見たのが大学生の時だったので、今見たらまた違う感想を持つのかな。

 

実は、音楽に心つかまれたのが先で、映画を見たのは随分後でした。

テーマ(「楽しみを希う心」)に流れる16分音符が、夜に舞う花びらのように聞こえて、それがとても好きなのです。

先に映画を見ていたら、曲のイメージはまた別だったのかもしれないな、と思います。

 

 

www.youtube.com

 ピアノ・レッスン(映画)

※下の画像はamazonにリンクしています。