本屋の神様

おすすめの本と本屋を紹介するブログです。

休息

この週末、珍しく風邪をひきました。
土曜の朝、なんだか鼻がおかしいな、というところで、予定をキャンセルして休めば良かったのですが欲が出て、しっかり遊んだら案の定。あまりに体がだるいので、日曜は早々に床に入り10時間以上寝てしまいました。
明けて月曜、やっぱり体がなんとなく重いので、しっかり仕事をすることは諦めて、必要な連絡事項だけ行ってお休みに。こういう自由が利くのがフリーランスの良いところです。
午前中にゆるゆると必要作業をして、お昼は近くのミスタードーナツへ。おともは、先日の本棚の整理で出てきた「雪と珊瑚」。

 

 

作中に出てくる自然派メニューや主人公のカフェオープンへの道のりを考えると、ミスドで読む本のセレクトとしてはどうなんだ?と思いながら、読み込む。

主人公は、21歳で赤ちゃんのいるひとり身の女子。そこに絡んでくる登場人物たちが皆、人間味があって暖かい。梨木さんの本に出てくる年配の女性というのは、いつも本当に素敵です。こんな方が身近にいたらな、と思ってしまう。
主人公の赤ちゃんが風邪をひいたときに、お世話をしてくれている年配の女性が作ってくれる大根のスープが美味しそう。滋養ありそう、と思いながら、誰かがお世話をしてくれる暖かさを思い出す。

読み込んでると、ミスドのお兄さんがカフェオレのおかわりを注いでくれました。最近はこんなサービスがあるんだ、とちょっと嬉しくなってお礼を言いつつ、再び本へ。

 

2時間ほどゆっくりしてから、仕事に戻りました。リラックスした読書で、心にも滋養と休息を入れたおかげか、頭が少し軽くなり、やる気もちょっと回復してきた様子。
今日は、あとちょっとだけ仕事をして、明日からの業務にそなえようと思います。

風邪をひいたのは、体からのメッセージ。ちょっとしたお休みをいただけました。